自動車における電装系の役割について

自動車と言うのは、エンジンを作動させることによって、人間が自分で走るよりもはるかに高速で、しかも楽に移動することができる機械ですから、どうしても機械的な面ばかりが強調される傾向にあります。
例えばエンジンの性能の良さを示す指標としては、燃費や最高出力等が良く話題に上ります。
しかし、車は機械部品ばかりで動いている乗り物ではありません。電装系も重要な役割を果たしているのです。
車で使用する電気は、エンジンが発する回転力の一部を利用して発電することで得られます。
発電された電気は、バッテリーにいったん蓄電されて、電気が必要な所に供給されるようになっています。
そして、電気を必要としている最も重要な構成品は、他でもないエンジンです。
ガソリンエンジンならば、エンジン内のガソリン混合空気に火をつけるために電気が必要ですし、最近ではエンジンの動きは細かく電子制御されていますので、それらの電子機器にも電気を供給する必要があります。
また、夜道を運転する場合にはヘッドライトを点灯しますし、ブレーキを踏めばブレーキランプが点灯します。
それに、左右に進路を変更する際にはウインカーを点滅させますが、これらは全て電気が必要となるものです。
そして、雨の日にはワイパーを動かし、夏や冬にはエアコンを、音楽が聴きたければカーステレオを、そして不案内な道を通る際にはカーナビを作動させますが、これらは全て電気で動いているのです。
つまり、車にとって電装系と言うのは、欠かすことができない重要な構成品なのです。

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